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アイリッシュリネン 柿渋染めトートバッグ M(茶) 販売終了
商品コード:28006-03

■ご使用上の注意
柿渋染めは、こすれなどにより少しずつ色が薄くなってきます。特に黒色は、長くご使用いただくに従って、こげ茶色に変化していきます。その経過を楽しむ染め色とお考え下さい。
また、柿渋染めアイテムは、他の素材と長時間擦れることにより、色移りが起こる可能性があります。特に湿った状態では色移りの可能性が高くなります。白っぽい色の衣服、あるいは洗うことが難しい衣服をご着用でのバッグのご使用の際は、じゅうぶんにご注意下さい。
洗濯の際は、中性洗剤をお使い下さい。漂白剤(または、漂白剤が入っている洗濯洗剤)は絶対に使用しないで下さい。

■染めかさね無料サービスについて
時間の経過とともに、天然の色というのは変わり移ろいます。手染メ屋さん制作の商品につきましては、可能な限り無料で染めかさねいたします。お気に入りの色が変わってしまいましたら、直接手染メ屋さんまでご相談下さい。
この染めかさねサービスは、裂けてしまうなど製品が使用不可能になるまで有効です。
商品仕様: 約w50×d14×h29cm、持ち手長さ45cm 表地アイリッシュリネン100%、裏地 綿100%
商品説明: 「手染メ屋」さんの柿渋染めトートバッグ

『柿渋』とは、シブガキのまだ青い果実をつぶしてしぼって得た液を樽の中で1年かけて発酵させ、さらに1〜2年熟成して生まれる天然の染料です。
『職人仕事の日本1』以来お世話になっている『手染メ屋』の青木正明さんをお訪ねして、柿渋染めについて教えていただいたのです。
「柿渋の中に含まれる『柿タンニン』には防腐作用があり、古くから木工品や木材建築の塗装の下地塗りに多く使われてきました。また、魚網や釣り糸を長持ちさせるためにも用いられていましたし、紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になるので、うちわや和傘の材料としても欠かせないものでした。」
けれども、現在では、清酒の清澄剤として使われることが用途の大半を占めるのだそうで、タンニンが水溶性タンパク質と結合して沈殿を生じる(つまり、タンニンがお酒の雑味を取ってくれる)性質を利用しているのだとのことです。
「いずれにしても、この色目や風合いが良くてというように、柿渋を純粋に染料としてとらえることは比較的近年になってからのことではないでしょうか。」と青木さんは言います。
柿渋染めの染め上がりというのは、他の染料の場合とずいぶん違って、表面が堅くバリバリの状態なのです。(それを使い込んでいくうちに、だんだんと柔らかく馴染んでいく変化が、柿渋染めの醍醐味というわけなのですが。)
実際、布が染まるというよりは、表面を皮膜が覆うという表現の方が近いのだそうで、布の植物繊維に結合した柿タンニンが、酸化することにより濃い茶色に発色するのです。その酸化という化学反応を促すのが太陽光の紫外線で、柿渋染めが「太陽染め」とも呼ばれる所以がここにあるわけです。
太陽の恵みを受けて、初めて色をあらわすというその不思議だけでも、柿渋染めの魅力に心奪われる気がしますね。しかしながら、実はここまでの行程では、まだ染料は布にしっかりと定着していないのです。この後、金属成分を含む媒染剤の溶液に浸すことで、ようやく繊維と染料がしっかりと固着するのです。鉄やアルミニウムなどの金属塩が柿タンニンと結合して水に溶けない化合物を形成する理屈については、青木さんがホワイトボードに分子構造の絵を描いて、いっしょうけんめい説明してくれたのですが、とかく理系に弱いため、それをここに説明する力がございません。
とにかく今回は、2種類の媒染剤を使っていただいて、その化学反応の違いによって、茶色い柿渋染めと黒い柿渋染めが出来上がったということだけはお分かりいただけると思います。
※2013年4月 価格改定
小売価格: ¥20,900
在庫状況:
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1、内ポケットはファスナー付きの切り込みタイプ。
2、ファスナーで口が閉まるので小旅行などにもとても便利。
3、両サイドに赤耳。
 新品時にはバリバリに堅い柿渋染めも、使用につれて徐々にやわらかくなじんできます。
4、柿渋染めには、染めムラや白く見えるアタリ部分が多くあります。特に内部は、濃い色に発色しておらず、下写真のようにかなり染めムラがありますので、あらかじめご了承下さい。
また、柿渋染めは、日光照射の量によって濃くなったり薄くなったりします。洗濯後は、裏返しにして日陰干しにして下さい。