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ブナ長柄 江戸ほうき 販売終了
商品コード:27003-02

ほうき草はイネ科の1年草、ホウキモロコシのこと。コシの強い草をたっぷりと使い、筑波の職人が編み上げています。
商品仕様: 約w30×d6×120cm ほうき草、ブナ
商品説明: ※この商品は、2014年6月に価格改定しました

白木屋中村伝兵衛商店さんと作る洋式住宅向けの和箒

床の塵がふと目にとまっても、いま掃除機を出してくるのは少々おっくうに思うのです。腰が痛いのは年のせいとして、遅い時間には音も気にかかるし、だいたい掃除機を使いすぎるのは畳の荒れを早めるし。いや、ただ掃除が苦手なだけの話でもあるわけですが、気の利いた箒が1本、いつも部屋に掛かってあれば、ずいぶんと便利なのではないかと考えたわけです。座敷箒と言えばやっぱりホウキモロコシの和箒で、当りが柔らかいのにコシが強く、力をいれずに掃き出しがきくすぐれもの。なので手首に負担がかからず、使って疲れることもありません。おまけに、畳を草のほうきで掃くとツヤまで出るのです。とはいえ我が家は、畳み1間にあとはフローリング床という中途半端な洋式住宅であり、古式ゆかしい和箒がどうもしっくりこないのです。ある日、東京の白木屋中村伝兵衛商店さんに、そんなこんなをお話しして、洋式住宅向けの和箒を作っていただいたいきさつは、「職人仕事の日本1」に書きましたとおりです。今回は、オープンスタジオさんに作っていただいた銅板のちりとりと、対で使えるようにという意味もあり、若干の仕様変更をさせていただきました。長柄をすべてブナ材に統一して、よりすっきりとした印象になったのではないでしょうか?それともうひとつ、箒のなかでもとりわけ編み込みが美しい「江戸箒」も仲間に加わることになりました。江戸時代も半ばが過ぎると、箒は庶民の住居(つまり長屋)にも普及してきます。ちょうどその頃、手に持った時のバランスが良く、さらに軽い編み方はと追求しながら生まれた江戸前の箒。この「江戸箒」を最初に作り始めたのは、実は白木屋中村傳兵衛商店さんだったです。江戸箒は、まず座敷箒として、少し使い減りしたら洗面所やトイレ用として、さらに使い減りすれ ば玄関用として、だんだん下におろしていきながら使える良さもあります。それに植 物原料ですから処分に困ることもありません。なにより良い道具を手にすると、今まで苦手だった仕事もうれしくなったりするものです。美しい箒のある部屋の景色、けっこう悪くないと思いませんか?
小売価格: ¥13,200
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左から、27003-02 ブナ長柄 江戸ほうき、27003-03 ブナ長柄 シュロほうき、27003-01 ブナ長柄 不精ほうきです。