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商品説明: |
京ちぢみのTシャツ
男性がスーツの下に着る「ちぢみ生地」のステテコは、昭和の高度経済成長期以降から量産されるようになり大流行しましたが、近年では、おじさんだけが履いている肌着という印象に変わってしまいました。しかしながら、アコーディオン状のシボ立ちが特徴の「ちぢみ生地」には、高い吸汗・速乾・涼感の機能があり、蒸し暑い日本の夏には最もふさわしい生地と言えるのです。織物に使われる通常の糸は、綿花から糸を紡績した時点で1,000回転ぐらいの撚り(より)がかけられていますが、「ちぢみ生地」の場合、生地を織る際に縦方向の糸(経糸)にはそのままの糸を、横方向の糸(緯糸)には1200〜1300回転の強い撚りをかけた糸が使われます。これを冷たい水に晒すと、強撚糸に自然な糸の状態に戻ろうとする力が働き、緯糸が縮みます。この力がストレッチの効くデコボコを持った生地を生むのです。そしてこのデコボコが、からだへ触れる接地面積を少なくするだけでなく、毛細管現象で水分や老廃物を吸収する力になり、 ベタつきを感じさせない素材となるの
です。創業60年を迎えた「京ちぢみ」の老舗・山城さんは、この優れた素材の心地良さを再認識してもらおうと、極細番手糸を使用したTシャツ用ちぢみ生地を作り出しました。織物であるにも関わらず編物のような感覚を持つこの「京ちぢみTシャツ」は、1枚が100gにも満たないため、着ている事を忘れてしまうぐらいの軽やかさと薄さを実現しました。
倉敷意匠では、この京ちぢみ生地を使って、首元をすっきり見せるUネックのオリジナルTシャツを作っていただきました。
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