割り木工の曲げ輪トレイ S SOLD OUT
商品コード:46041-01

商品仕様: φ21×h5cm エゾマツ ポリウレタン塗装
商品説明: オケクラフトの工房として、伝統技法にこだわる曲げ輪作りに挑んでおられる曽我公一さんをお訪ねして、オリジナルのトレイを作っていただいたのです。曲げ輪というのは、まっすぐに目の通った針葉樹の板を曲げて作られる容器のことを言いますが、曽我さんは、今どき珍しい・割り木工・の技法を継承して作ります。今では、板と言えばノコギリで製材するのがあたりまえですが、その際、ノコギリの刃に触れる木の目(木の繊維組織)は全部切断されてしまいます。材の目切れは本来の木の強度を大きく落とすことになるのです。竹を割る要領で材の木口に割り包丁を打ち込めば、必ず木の目に沿って割れるので、けして目切れはおこりません。木の力を殺さず活かして使えるという意味で、理にかなっているのです。割り木工の曲げ輪が、薄くて軽くても十分な強度を持っている理由が、ここにあったのですね。曲げ輪に使われるエゾマツは、直径40センチ以上、樹齢で言えば100年以上、今ではそうたやすく手に入らないのだそうです。もともと北海道にしか見られない樹種ですし、天然林の伐採は、今大幅に制限されています。植林のエゾマツにそんな老木があろうはずもないですし。ですから、このオリジナルトレイ、作られる数が限られています。材が入手できた時に少しずつ作ってもらいます。まっ白いエゾマツの木肌を生かしながら、表面は、樹脂処理していますのでコーヒーをこぼしても大丈夫ですし、お寿司なんかを直接盛るうつわとして使ってくださってもけっこうです。
小売価格: ¥8,360
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サービングトレイとして使うのはもちろん、直接お寿司やおにぎりを盛るうつわとしても。
貴重なエゾマツの割り肌の美しさを、見てさわってお楽しみください。

割り包丁を持つ曽我公一さん。材を同じ厚みの2枚に割っていくのは、技のいる難しい仕事です。微妙に力を調整しながら、気合を込めて割るのです。